
2026.11.05骨格診断PLUS
骨格12分類®の開発者・山﨑真理子公式解説

ソフト・ストレートは、ストレートタイプの中でも、身体の質感にウェーブの要素を持つ分類です。
身体の質感はウェーブ寄りでありながら、似合うシルエットはストレート。つまり、素材はウェーブ寄り、シルエットはストレートという特徴があります。

ストレートらしい筋肉のハリを持ちながら、ウェーブ寄りの柔らかさも感じさせる身体の質感には、適度なハリと柔らかさを兼ね備えた素材が調和します。
肉感を拾わない適度な厚みがあり、自然な光沢と上質感のある素材が得意です。表面に織り感が少なく、滑らかでシワになりにくいものが適しています。
代表的な素材
シルク・カシミヤ・表革・ウール・ハイゲージニット・きれいめデニム・中厚地のジャージ、およびこれらと同様の質感を持つ合成繊維。

ソフト・ストレートに調和する、適度なハリと柔らかさ、滑らかさを備えた上質な素材のイメージ。
薄すぎる素材、透ける素材、身体にまとわりつく素材は、身体の肉感を拾いやすく、安っぽい印象になることがあります。
また、粗い素材やシワ感、ユーズド感の強い素材は、持ち前のきちんとした印象を損ない、だらしなく見えることがあります。
サイズ選びも重要です。
ソフト・ストレートの基本はジャストサイズですが、これは身体にぴったり密着する服という意味ではありません。
身体にぴったりしすぎる服は肉感を拾い、反対に大きすぎる服は、せっかくのメリハリあるスタイルを生かせません。身体の立体感を自然に生かす、適度なゆとりが大切です。
ソフト・ストレートは、ライト・ソフト系の穏やかなトーンとの親和性が高く、パーソナルカラーではスプリングのライト系、サマー系、オータムのソフト系に多く見られる傾向があります。

ソフト・ストレートは、肌にしっとりと密着しながら、適度なみずみずしさと自然なツヤのあるファンデーションとの親和性が高いタイプです。
骨格12分類®に基づくファンデーションの検討では、油分による密着感とツヤを基本に、水分による軽やかさも感じられる仕上がりが、ソフト・ストレートの肌の質感と調和しやすいと考えられます。
ただし、同じリキッドやクリームでも処方によって仕上がりは異なるため、製品の種類だけで判断するものではありません。

また、ストレートの特徴が強いほど、メイクにも丁寧な仕上がりが求められます。ソフト・ストレートも、細部まできちんと整えることで、持ち前の上品な印象との調和が生まれます。
これは濃いメイクをするという意味ではなく、肌づくりから各パーツまで、完成度を意識するということです。
ソフト・ストレートは、ストレートの基本的なシルエットを保ちながら、素材の柔らかさを取り入れることで、上品で穏やかな印象を引き立てられる分類です。
基本に忠実な着こなしを大切にしながら、素材の質感によって柔らかさを加えることがポイントです。
一方で、典型的なストレートのスタイルをそのまま取り入れると、堅苦しい印象になることもあります。
大切なのは、適度な厚みとハリを保ちながら、年齢やライフステージ、流行、そして自分が目指す印象に合わせて、素材やデザインを柔軟に調整することです。
特に若い世代では、滑らかで柔らかさのある素材を選びながら、トップスなどに今のトレンドを取り入れるとよいでしょう。
年齢を重ねた世代では、ソフト・ストレートが持つ上品さや穏やかさを生かしながら、自分らしい洗練された着こなしを楽しめます。
ソフト・ストレートの特徴を生かしながら、目指す印象に合わせて着こなしを調整することができます。
以下は、その代表的な例です。
□ エレガントに仕上げるなら
柔らかさと品格を兼ね備えた、上品なエレガントスタイルがおすすめです。
素材の滑らかさや適度な厚み、上質感を大切にしながら、すっきりとしたシルエットで洗練された印象を引き立てます。
ブラウスの柔らかな質感や穏やかな色使いを取り入れることで、華やかになりすぎない、しなやかなエレガンスが生まれます。
また、素材を整えることで、きちんとしたコンサバティブスタイルも楽しめます。

□ カジュアルに仕上げるなら
清潔感と品のよさを感じさせる、上質なきれいめカジュアルがおすすめです。
滑らかなニットに、適度な厚みとハリのあるパンツ。足元をスニーカーに替えても、素材の上質さとすっきりとしたシルエットを大切にすることで、リラックス感の中にきちんとした印象が残ります。
ゆったりとしたストリート系や、ユーズド感の強いカジュアルよりも、柔らかさと整ったシルエットを両立させた着こなしが得意です。
肩の力を抜いても品のよさを失わない。それがソフト・ストレートらしいカジュアルスタイルです。

なお、若い世代では、素材の滑らかさや適度な厚みを確保することで、より幅広いデザインを楽しむこともできます。
骨格診断は、着こなしを一つの型に限定するものではありません。身体の特徴を理解し、その人が目指す印象に合わせて、素材・シルエット・色・デザインを組み合わせていくことが大切です。
COLOR&STYLE1116では、これまでザ・ストレートの診断事例や、似合うファッションについて数多くご紹介してきました。
実際の着こなしやアイテム選びのヒントとして、ぜひご覧ください。
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