大人の定番だからトレンチコ-ト、流行っているからワイドパンツ。でもそれがあなたに似合うとは限りません。定番であったり、たくさん売れていることが、あなたの「似合う」を決めるのではありません。
骨格タイプがわかったら、あなたの似合う軸で、「素材」と「デザイン」を無駄なく的確に判断していきましょう。


>>印象を味方につけるスーツスタイルについてはこちら<<

ストレートタイプ

筋肉質で厚みのある身体のストレートタイプ
シンプル、ベーシックなスタイルがお似合いです。

アイテム紹介

パリッとアイロンのきいたシャツ

厚みと硬さのある定番のポロシャツ

トラッド感満載!アイビーストライプ柄のネクタイ

硬さとハリある素材で立体的に作られたジャケット

滑らか高品質センタープレスパンツ

カシミア100%のストール



シーン別スタイル

ビジネス Vゾーン

すっきりシャープに切り取る

ビジネス アウター

肉感をハリでつつみ メリハリを整える

カジュアル アウター

高品質で、シンプルシックに着こなす


ウェーブタイプ

ソフトで緩やかな曲線を感じるウェーブタイプ
装飾の多いマイルドなスタイルがお似合いです。

アイテム紹介

薄く細身のブラウスシャツ

短めボディフィットのTシャツ

小さな柄のネクタイ

薄くコンパクト、装飾の多いショ-ト丈のパ-カ-

軽めジャージ素材、ボディフィットのジャケット

軽く柔らかいストール



シーン別スタイル

ビジネス Vゾーン

優しくソフトに飾る

ビジネス アウター

ソフトな素材で軽やかに

カジュアル アウター

曲線多様で甘く遊ぶ


ナチュラルタイプ

骨の強さのあるスタイリッシュなナチュラルタイプ
ラフでワイルドなスタイルがお似合いです。

アイテム紹介

アウトドアなネルシャツ

アウトドアなネルシャツ

ニット素材のネクタイ

ワークテイストのカーゴパンツ

軽ザックリニット、丈長めのカーディガン

粗さ・かさ高のストール



シーン別スタイル

ビジネス Vゾーン

粗い素材、似合う織り感を活かす

ビジネス アウター

粗さと長さでラフに

カジュアル アウター

粗さと凹凸あるデザインでワイルドに


印象を味方につけるスーツスタイル

ビジネスシーンにおけるスーツは、その人の第一印象に大きく影響を及ぼします。ぱっと見たときにきちんとしているかどうか、つまりその人の持ち味にあっているかどうかを人は読み取っています。だからこそ、スーツスタイルは、自身のおしゃれセンスの披露より、大人のたしなみとして相手に不快感を与えないルールを守ることが優先されます。

スーツスタイルで失敗しない選び方のポイント

ポイント①「ジャケットのサイズ合わせ」

ぱっと見は上半身で見るので、特に肩合わせが重要です。肩の骨に合わせることを意識しましょう。


ポイント②「ドレスシャツ(いわゆるワイシャツ)の襟の形と大きさがあなたの持ち味と調和しているか」

売り場にはさまざまな色、素材、デザインのシャツが豊富に並びます。あなたの似合う軸を捉え、合理的に選別しましょう。


ポイント③「似合うネクタイを選ぶ」

山のように種類のあるネクタイだからこそ、どれが似合うかが明確であれば、選別はぐっと楽になり、同時に似合うネクタイを無駄なく手に入れられます。似合う「柄」「素材」は、骨格のタイプによってわかります。


よりカジュアルなのは
〈素材〉ニット 〈柄〉ペイズリー、チェック
よりビジネス向きは
〈素材〉シルク
〈柄〉ストライプ、小紋、ドット、ソリッド

 

また、「紺のネクタイ」と言っても「紺」にもいろいろな紺があります。お顔周りで印象を大きく左右するネクタイだからこそ、パーソナルカラーに基づきぜひ似合う色を選んでください。

 

こうしたルールを知ったうえで「無理なく自身の持ち味と馴染む」素材感や柄を選ぶことが、不要な「おしゃれ感」(=悪目立ち)を出すことなく、卒ないおしゃれ感(=信頼感)に繋がります。

骨格タイプ別サイズ選びの注意点

■ストレ-トタイプの方 大きめを選びがち

身体に厚みのあるストレートタイプ、肩に合わせれば胸がキツい。そこでつい胸に合わせ大きめサイズを選びがち。すると肩が落ちだらしない印象に。妥協策は多少胸がキツくても肩は落とさない。理想はオ-ダー。

■ウェ-ブタイプの方 小さめを選びがち

身体に厚みの少ないウェーブタイプ、入るからとつい小さいサイズを選びがち。すると肩は合っても着丈が短く、窮屈感を与え子供っぽい印象に。妥協策は多少胸が空いても着丈はお尻が隠れる辺り。理想はオーダー。

■ナチュラルタイプの方 個人差が大きい

ナチュラルタイプのNGは個々によって違ってきます。1例で肩幅。エッジの利いた肩は実際の幅以上に強調されます。肩幅のある方はパッドを薄めにするなど、引きで見たときの全身とのバランスに留意が必要です。