COLOR&STYLE1116に来られる方のうち3分の1は、他の場所で診断を受けられたことのある方です。「似合うはずの服が似合わない」といった違和感があり、サロンにいらっしゃるのです。間違った方向への診断が散見され、混乱を招く「ミックスタイプ」判定やあきらかな「誤診」が見られるようにもなってきている印象です。

その一つの背景として、昨今骨格診断が急速に広がったことで、安易な資格習得(容易に習得できるような技術ではありません)が目立つようになってきたことがあげられます。

実は「私の似合わない服・色」「似合ってそうな服・色」の認識は7割の方が正解という事実(事前アンケートから算出)があります。本当はご自身のことを「なんとなく」わかっていらっしゃるのです。にも拘わらず、誤った診断を受けたがために違う方向へ進み、混乱の日々を送られてしまった方がいかに多いか。間違いのない方向、個別の「似合う」まで落とし込んでこそわかる診断であなたならではの「似合う服」に出会っていただきたい。そのような想いで、COLOR&STYLE1116ではオーダーメイド診断を大切にしています。

骨格12分類・パーソナルカラー21分類誕生の背景

診断を始めてすぐに気づいたこと。それは骨格3タイプ・パーソナルカラー12タイプで「似合うはず」の服・色が診断されても、実際にはその服・色が「似合わない人がいる」ということ。ここにさらなる細分化の必要性を感じ、検証ならびに考察がスタートします。

骨格12分類

多くの骨格診断では、触診での3タイプ分けを行った後、教科書どおりのタイプ説明に終始していると聞きます。そのタイプの服が実際似合うのかの確認はされないまま、「似合うはず」のまま帰されるというのです。これが「骨格難民」(骨格タイプはわかったけど似合う服はわからない)が誕生するゆえんです。

COLOR&STYLE1116では設立当初から「着て確認する」診断を実施。3タイプ分けの後、実際にそのタイプの服・小物・ヘアスタイルまで含めフィッティングすることで、そのタイプの「似合う」がその人にとってはどの程度で、どこは似合わないのかを細かく観察、様々に検証、理由を探り、その方ならではの「似合う服」を導き出してきました。

そのデータが3,000人を超えたあたりから、ある程度の分類が見えてきます。整理する中で、質感とラインの違いが明確になり、典型のタイプと質感の偏り、ラインの違いで細分化した「骨格12分類」が誕生します。

「骨格12分類」は、これまで「ミックス」と言われた方、そのタイプの「似合うはずの服が似合わない」方にから、“過去に受けた診断の違和感が解消され、納得できたと”と非常にご好評いただいております。

※私が学んだ骨格3タイプのパイオニアICBCさんは基本を説く立場上「個人差はある」の認識があっても3タイプ の姿勢を守られ今に至ってらっしゃることを付け加えさせていただきます。

パーソナルカラー21分類

パーソナルカラー21分類の誕生は、色相の「赤」からスタート。赤系統の色がないと華やがない人がいることに気づいたことがきっかけです。

パーソナルカラーにおいて全ての色はイエローベース・ブルーベースのどちらかに属し、明度・彩度・清濁で更に4つに分類されます。進化と共に8、12、16とその分類はより細分化されてきました。21分類はこの細分化においてベース(イエローベース・ブルーベース)にレッドベースを加えることで誕生。レッドベースはイエローベースでも黄色系統の色がそれほど得意ではなく、ブルーベースでも青系統の色がそれほど得意ではない、赤が得意なグループ。つまりイエベ・ブルベに完全に属しきれない、境界線辺りの特に赤系統の色が得意な方(スプリング・オータムは若干黄み寄り、サマー・ウインターは若干青み寄りの赤系統色)のグループとなります。

明度・彩度・清濁はそのシーズン内で紐づけされ、赤色が入っていることが優先されます。これまで注目されてこなかったこの新たな「赤」の分類を加え、更に日々の診断データから新たにカテゴライズされたグループを加えた21分類。同じレッドベースであってもシーズンやトーンが異なると以下のように違いが出てきます。

「私に必要なのは赤味だったとは!」「でも、納得です。黄味色で全身を作るとなんだかさみしい…と思ってました。赤いバッグをあわせることが多かったのも合点がいきました。」「“黄みより赤みが必要”というのはまさに目からうろこ。ブルーとイエローにだけこだわり過ぎると、気づけないことですね」
今では、これまで過去に診断を受けて疑問が残っていた方の多くの「なぜ?」に答えています。

COLOR&STYLE1116の診断が「オーダーメイド」と言われる理由

COLOR&STYLE1116の骨格の進め方

このような経緯があり、COLOR&STYLE1116では、これまでのデータを活かしたオリジナルチェックシートを用い細部まで触診、更に素材診断、アイテム診断により細かいタイプを確認。フィッティングを通しその真偽をチェック。二重三重チェックでより正確かつ納得のいく診断を実施しております。

パーソナルカラーも同様、他では類を見ない二人体制の診断、2セットのドレープを駆使し、少しの違和感も排除。ドレープにない色はアイテムから採用し、徹底的に納得までの似合う色、加えて配色までを個別に探していくからこそ、一人ひとりにあった「似合う」をご提案できるのです。

2回目の診断者も驚くオーダーメイド診断

他の場所で診断を受け、2回目の診断をCOLOR&STYLE1116 で受けてくださった方から「何かのパターンに当てはめたりせず、さまざまな可能性を探っていただきました。どれも納得できる回答をいただきました。」「細かい計測、触診に実際に試着して写真撮影するという診断方法とても感動しました。」などといったお声をいただくことがあります。

それは、COLOR&STYLE1116の診断のゴールが、似合う服の細分化自体ではなく、その先にある「その人ならではの似合う服」を見つけることにあるからだと思います。

サロンでは、実際にその分類の「服を着る」ことで、より細かい「似合い方」を追求します。顔診断、ボディバランス診断での調整はもちろんのこと、着て初めて分かるネックライン・スカートの丈、ヘアスタイル、袖の付き方等々の似合い方を確認し、誰でもない個別の「似合う」を実際のフィッティングでご確認いただきます。

実際にサロンにお越しいただいた方の体験談が掲載された記事をご覧いただくと、より診断の様子がイメージできると思います。よろしければ御覧ください。
コテコテの骨格ストレート以外ありえないと思っていたのに骨格12分類を受診した話』『12分類骨格診断を受けてきたぜレポ

1人ひとりの魅力を引き出す診断を

骨格診断、顔診断、パーソナルカラー診断 それぞれの診断が正しくても「似合う」はまだ完成しません。融合させ、与える影響を鑑み、調整し、場合によっては属する社会、立場、年齢、ご希望などを加味しCOLOR&STYLE1116では「あなたならではの似合う」をオーダーメイドで完成させます。