2025.05.25骨格診断PLUS
── ストレートタイプにも“物語”があります
「骨格ストレート」と聞いて、どんな服を思い浮かべますか?
多くの方が「パリッとしたシャツ」や「ハリのあるトレンチコート」など、直線的でカッコいい印象を思い浮かべるかもしれません。
でも実は、ストレートタイプの中にも、もう少し柔らかく、繊細な魅力を持つ方がいらっしゃいます。
それが、私たちが提案する「しなやかストレート」タイプ。
今回の投稿では、そんなストレートタイプの“中の2タイプ”を、プリンセスのイメージで表現してみました。
たとえるなら、白雪姫。
清楚で控えめ。でも、凛とした空気をまとったプリンセス。
「育ちの良さ」がにじみ出るような雰囲気の方が多く、
シャツよりもシルクのブラウス、トレンチよりもカシミアのラップコートがしっくり来ます。
直線的すぎる服はどこか落ち着かず、
“きれいめだけど、やわらかさのある”ラインが美しさを引き立ててくれます。
一方の王道ストレートは、まさに美女と野獣のベル。
ハリのある素材、構築的なシルエット、
まとうだけで姿勢が正されるような服が、自然と馴染みます。
“育ち”というより“気品”。
直線的な服をまとうことで、存在感が際立つ──それが王道ストレートの魅力です。
骨格12分類の世界は、奥が深く、プロから見れば違いは明らか。
でも、お客様にとっては「ストレートって硬そう」「診断されたけど何を着ていいかわからない」という声もよく耳にします。
だからこそ、COLOR & STYLE 1116では、
“骨格”を「世界観」や「物語」として表現する工夫を始めました。
似合う服とは、あなたらしい物語の延長線にあるもの。
プリンセスの比喩が、少しでもその一歩になれば嬉しく思います。
次回は「ナチュラル」の世界をご紹介予定です。
ザ・ナチュラルと、都会派のリッチ・ナチュラル。
こちらも、イメージのギャップに驚かれるかもしれません。
引き続き、骨格12分類の“ほんとうの違い”を、やさしく・深く・楽しくお届けしてまいります。