2025.01.31その他
診断室では、毎日のように「自分に似合う服が知りたい」というご相談をいただきます。その中で、意外に多いのが「職場での服装」に関するお悩みです。
「職場で浮かない服って?」「おしゃれに見せたいけど、やりすぎと思われたくない」──
そんな声に触れるたびに、「職場でのおしゃれ」の意味を、私たちも改めて考えさせられます。
結論から言えば、「似合う服」は職場でも大いに意味があります。
自分に合った色やシルエットを身にまとうことで、自信を持てる・気分が整う・姿勢が変わる──
それは仕事のパフォーマンスにも良い影響を与えてくれるものです。
ただし、職場という場では、“自分らしい装い”に加えて、もうひとつ大切な視点があります。
職場での装いを考えるとき、まず意識すべきは「TPO」と「周囲との調和」です。
たとえば、社外の顧客と多く接する職種では、「清潔感」や「信頼感」が最優先されます。
社内でのチームワークや信頼関係を築く場では、「近寄りやすさ」「好感度」も重要になるかもしれません。
つまり、職場のおしゃれとは「誰にとって、どんな印象を与えるか」を意識した装い。
言葉づかいにTPOがあるように、服装にもTPOがあります。
「自分らしさ」を大切にしつつも、見る人・関わる人への思いやりがあるかどうか。
私たちは、パーソナルカラーや骨格診断を通じて「似合う服」を見極めるお手伝いをしていますが、
最終的に目指すのは「似合う × 適切」なバランス。
それが整うと、自分も気分よく、周囲にも信頼感を与えるスタイルが生まれます。
たとえば、同じ“ネイビーのジャケット”でも、選ぶ素材やインナーの色によって、印象はまったく異なります。
自分に合う“見せ方”を知っていることで、職場でも心地よい存在感を持つことができるのです。
職場でのおしゃれは、自己主張ではなく“自己理解”の表れかもしれません。
「こうありたい」「こう見られたい」そして「ここで気持ちよく働きたい」──
そんな思いを、日々の服装に映し出していけるように。
診断室からは、今日もそんな“働く自分を整える”お手伝いをしています。
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