
2026.11.01骨格診断PLUS
骨格12分類®の開発者・山﨑真理子公式解説

ザ・ストレートは、ストレートタイプの特徴が最も明確に表れる、典型的なストレートです。
本人が持つ身体の質感もスタイルもストレート。似合う素材もシルエットも、ストレートの基本に忠実です。

筋肉のハリを感じさせるリッチな身体の質感には、同じようにハリと上質感のある素材が調和します。
肉感を拾わない適度な厚みとハリ、自然な光沢、高密度で高品質な素材が得意です。表面に織り感が少なく、滑らかでシワになりにくいものが適しています。
代表的な素材
シルク・カシミヤ・表革・ウール・ハイゲージニット・きれいめデニム、およびこれらと同様の質感を持つ合成繊維。

薄い素材、透ける素材、伸びやすい素材は、身体の肉感を拾いやすく、安っぽい印象になることがあります。
また、粗い素材やシワ感、ユーズド感の強い素材は、持ち前のきちんとした印象を損ない、だらしなく見えることがあります。
サイズ選びも重要です。
ザ・ストレートの基本はジャストサイズですが、これは身体にぴったり密着する服という意味ではありません。
身体にぴったりしすぎる服は肉感を拾い、反対に大きすぎる服は、せっかくのメリハリあるスタイルを生かせません。身体の立体感を自然に生かす、適度なゆとりが大切です。
ザ・ストレートは、清色(濁りの少ない澄んだ色)との親和性が高く、パーソナルカラーではウインター、スプリングのビビッド・ブライト系、オータムのストロング・ディープ系に多く見られる傾向があります。

ザ・ストレートは、肌にしっとりと密着し、滑らかで自然なツヤのあるファンデーションとの親和性が高いタイプです。
骨格12分類®に基づくファンデーションの塗布検証では、油分を比較的多く含み、密着感とツヤのある仕上がりが、ザ・ストレートの肌の質感と調和しやすい傾向が見られました。
ただし、同じリキッドやクリームでも処方によって仕上がりは異なるため、製品の種類だけで判断するものではありません。

また、ストレートの特徴が強いほど、メイクにも丁寧な仕上がりが求められます。ザ・ストレートは、簡略化したメイクでは手を抜いたような印象になりやすく、細部まできちんと整えることで、本来の存在感との調和が生まれます。
これは濃いメイクをするという意味ではなく、肌づくりから各パーツまで、完成度を意識するということです。
ザ・ストレートは、ストレートの特徴が明確なため、素材やシルエットの選び方が印象に表れやすい分類です。
基本に忠実な着こなしをすることで、本来の良さが最大限に引き立ちます。
一方で、典型的なスタイルをそのまま取り入れると、古臭い印象になることもあります。
大切なのは、素材の質感という基本を押さえながら、年齢やライフステージ、流行、そして自分が目指す印象に合わせて、デザインやシルエットを柔軟に調整することです。
特に若い世代では、素材の滑らかさや適度な厚みを大切にしながら、トップスなどに今のトレンドを取り入れるとよいでしょう。
年齢を重ねた世代では、ザ・ストレートが持つ品格や存在感を生かしながら、自分らしい洗練された着こなしを楽しめます。
ザ・ストレートの特徴を生かしながら、目指す印象に合わせて着こなしを調整することができます。
以下は、その代表的な例です。
□エレガントに仕上げるなら
都会的で洗練された、ソフィスティケイトなエレガントスタイルがおすすめです。
素材の滑らかさや適度な厚み、上質感を大切にしながら、すっきりとしたシルエットで品格を引き立てます。
柔らかさや華やかさを加えたい場合は、色使いやブラウスのデザインなどで調整するとよいでしょう。
□カジュアルに仕上げるなら
スポーティーなスタイルがおすすめです。
ゆったりとしたストリート系やユーズド感の強いカジュアルよりも、清潔感のある、きれいめなスポーティースタイルが得意です。
大人世代では、ゴルフスタイルやタウンスポーティー、トラックパンツを取り入れた着こなしなどが一例です。
革を使った小物や上質なスニーカーを合わせることで、カジュアルな中にもきちんとした印象を保てます。
なお、若い世代では、素材の滑らかさや適度な厚みを確保することで、より幅広いデザインを楽しむこともできます。

※こちらはストレートタイプ全般の代表的なスタイリング例であり、ザ・ストレートに限定したものではありません。
骨格診断は、着こなしを一つの型に限定するものではありません。身体の特徴を理解し、その人が目指す印象に合わせて、素材・シルエット・色・デザインを組み合わせていくことが大切です。
COLOR&STYLE1116では、これまでザ・ストレートの診断事例や、似合うファッションについて数多くご紹介してきました。
実際の着こなしやアイテム選びのヒントとして、ぜひご覧ください。
ザ・ストレートの関連記事はこちら